【Webエンジニアになるために】おすすめの言語を1つに絞って解説してみた。
Webエンジニアになりたいけど、どのプログラミング言語を学べばいいの?
と思う人は多いでしょう。
そこで、この記事では「Webエンジニアを目指す人におすすめの言語」をあえて1つに絞って紹介します。
皆さんが言語選びを間違えず、効率的にWebエンジニアになれるよう解説するのでぜひ最後まで読んでくださると嬉しいです。
学ぶ言語を決めるときの注意点2つ
まず「プログラミング言語を決める時の注意点」を2つ解説していきます。
そんなことはいいから、学ぶ言語だけ教えてよ!
という人も、大切な部分なのでぜひ読んでいただけたらと思います。
解説するのは、
- メインで学ぶ言語とフレームワークを決める
- メインで学ぶ言語の他に6~7個ほど別の言語も学ぶことになる
ということです。
それでは、解説していきますね。
メインで学ぶ言語とフレームワークを決める
言語を決める際は、メインで学ぶ言語とその言語を使ったフレームワークの2つを決める必要があります。
フレームワークとは、言語をまとめて使いやすくしたようなもので、
カレーで例えると、
- スパイス → プログラミング言語
- カレーのルー → フレームワーク
になります。実務で使うのはフレームワークなので、欠かせない技術になっています。
いろいろ言いましたが、とにかく
- メインのプログラミング言語を1つ
- その言語のフレームワーク1つ
を決めるのが、言語選びでは大切になってくることを理解できればOKです。
メインで学ぶ言語の他に6~7個ほど別の言語も学ぶことになる
また、メイン言語の他に6~7個ほど別の言語も勉強することになります。
具体的には
- デザイン系
- テスト系
- データベース(データを保存するところ)操作系
などが挙げられます。ちなみに、言語以外でもあと5つぐらい技術が必要になりますね。
ちょっと待って、多すぎるよ…
と思った人が多いでしょう。わかります!笑
ただ、技術の数は多くても
- 一つ一つは大したことがない
- プログラミング言語を一つ覚えれば、他も早い
- メイン言語以外は別に極めなくてもOK
など、ビビる必要はないかなと思います。
ここではひとまず、「メイン言語以外も学ぶ言語があるんだな〜」ということだけ理解できればOKです。
言語を一つ覚えたら、他も早いので安心して
先ほど、メイン以外で6~7個必要と言いましたが、言語を一つ覚えたら他の言語も覚えるのが早くなるので安心してください。
なぜなら、
- 全体像がわかる(何をしているのか?が理解できる)
- 共通している部分がある
- 前提の知識が増えてくる
など、習得のハードルが下がるからです。
ただ、早いとは言ってもちゃんと勉強する必要がありますし、あくまで「プログラミング始めます」の状態より早いという意味です。
なので、一つ言語を覚えたらそんなに臆さずに新しい技術を学んで欲しいなって思います。
Webエンジニアにおすすめの言語(1つに厳選)
で、具体的にどういう言語を学んだらいいの?
という人向けに、「Webエンジニアにおすすめの言語」を1つに絞って解説します。
結論から言うと、
- メインで学ぶ言語 → Ruby
- フレームワーク → Ruby on Rails
という言語をWebエンジニアになりたい人は学べばいいと思います。
ちなみに、なぜ1つだけの解説かというと
結局、何を学んでいいかわからないを防ぐ
ためです。
それでは、以下で「Ruby(Ruby on Rails)の解説」をしていきます。
Ruby(Ruby on Rails)がおすすめ
これからWebエンジニアを目指したい人にとって、
- メイン言語 → Ruby
- フレームワーク → Ruby on Rails
がおすすめです。
なぜかというと、
- 初心者でもわかりやすい
- 日本で人気なため働ける会社が多い
- 言語の特徴的に転職しやすい
- フレームワークが超優秀
- 僕がメインで使っていて、一次情報が出せるから笑
という理由ですね。要するに「良い言語+一次情報が出せる」からです。
以下で理由を詳しく解説していきます。
初心者でもわかりやすい
Rubyは言語の特徴として、
- 文法の縛りが少ない
- 直感的に理解しやすい
- 日本語のドキュメントが多い
と、割と自由な言語なので初心者でも取得しやすいからです。
Rubyを開発したのは、「まつもと ゆきひろ」さんという日本人の方(レジェンド笑)なので、日本人や日本語の情報が多いわけですね。
Rubyなら初めてプログラミングをする人でも挫折しづらいため、初心者の方には特におすすめですよー!
日本で人気なため働ける会社が多い
日本人が開発したこともあって、日本で需要が高い言語がRubyです。つまり、働ける会社も多いわけですね。
なぜ、日本の企業でも人気かというと
- 日本語のドキュメントが豊富
- Rubyコミュニティが出来上がっている
- 新しいプロダクトを早く開発できる
などの理由があるからです。
もちろん、海外でもRubyの人気は一定数あるので、「将来的に海外で働きたい」という人にもおすすめな言語ですよ。
需要が多いと、未経験でも一定スキルがあれば入れる会社も多いということなので、Rubyはおすすめですね。
言語の特徴的に転職しやすい
Ruby(Ruby on Rails)の特徴として、
プロダクトリリースが早い
というのが挙げられます。要するに0→1がとっても早いということです。
なので、スタートアップやベンチャー企業などの急成長中の企業がRubyを使っている企業は多かったりします。
未経験からいきなり大企業は難しいですが、
未経験から、人手が足りないベンチャー企業
なら、一定のスキルがあれば転職できるので、Javaなどの大企業向けの言語よりは転職しやすいのです。
なので、これからWebエンジニアになりたい社会人は特にRubyがおすすめだよ
フレームワークが超優秀
Rubyが普及した背景には、「Ruby on Rails」という超優秀なフレームワークが誕生したからというのがあります。
Ruby on Railsの特徴として
- MVCフレームワーク
- サーバーやDBも導入されてる
- 他の言語とも相性◯
など、あまり考えなくてもWebサービスが開発できるというものがありますね。
僕は他のフレームワークも触るので、Ruby on Railsサイコ〜というのをより理解しています。
例えるなら、「具材とセットのカレーのルー」でわざわざ野菜を別で買う必要がないようなイメージです笑
Ruby on Railsが優秀だから、というのも初心者にRubyをおすすめする理由というわけですね。
僕がメインで使っていて、一次情報が出せるから笑
最後は個人的な理由で申し訳ないのですが、
僕がメインで使っているので、一次情報が出せる
のも、Rubyをおすすめする理由です。
逆に考えて、僕が使ってないのに「この言語おすすめ!」とか言われても信用できないですよね。
もちろん、Rubyが便利でいい言語だからというのは前提にあるのですが、わからないところとかは僕に質問くれたらと思います。
これからもRubyの技術面・情報面でいい情報を発信していくよ!
Ruby以外でおすすめの言語3つ
Ruby以外に言語を知らないから、ちょっと不安かも…
という人もいるでしょう。
Rubyが合わない…と感じたりするかもなので、一応Ruby以外でWebエンジニアになれる言語を軽く紹介だけします。
結論から言うと
- PHP
- JavaScript(TypeScript)
- Java
の3つがメインで学ぶ候補になるかなと思います。
また、Rubyを学んでてもJavaScriptは必要になってくるので、どうしてもRubyは無理…という人はJavaScriptをメインにしてもOKですよ。
これ以降は引き続き、Rubyをメインにする前提で記事を書いていきますね。
Webエンジニアになるなら必要な言語6選
人によっては残念なお知らせですが、WebエンジニアになるためにはRuby以外にも6つほどサブで言語を学ぶ必要があります。
先ほど、チラと言いましたが、
- HTML
- CSS
- JavaScript
- React
- RSpec
- SQL
などを学んでやっと仕事ができる感じです。
なぜ、こんなに多いのかというと言語によってできることが違うからですね。以下で詳しく解説します。
言語によってできることが違うから
プログラミング言語は、言語ごとに特徴がちょっとずつ違っているので
- Ruby → データ格納庫(DB)との通信
- HTML, CSS → レイアウトやデザイン系
- JavaScript, React → ユーザーが使いやすくする
- RSpec → テストコード
- SQL → データ格納庫を操作
などなど、ちょっとずつ違います。
車をイメージして欲しいのですが
- 骨組みや塗装など表側
- アクセル・ハンドルなど操縦系
- ガソリンなど裏側
など、それぞれの部品でやってることが違いますよね。
プログラミング言語も同様で、言語ごとにガソリン部分だったり、ハンドル部分だったり違うわけです。
特徴が違って足りないと動かないから、サブの言語を学ぶ必要があるということだね。
メインはRubyだし、他はそんなに極める必要はない
そんなに多くの言語を…私にもできるかな?
と不安になった人もいるでしょう。不安にならなくてもOKです。
先ほど解説した通り、「一つの言語ができたら、他の言語の習得が早い」のと別で、
メイン言語以外はそんなに極める必要がない
からです。
誤解してほしくないのですが、仕事ではなくて「企業に採用されるレベル」ではひとまずRubyに精通してたらOKだからですね。
なぜなら、働き出すとそれぞれの言語で専門家がいるのと、全てをできるようになるのは仕事を始めてからでいいからです。
なので、みなさんはRubyに注力したらいいんだな〜と理解していただけたらと思います!
[Q&A]よくある質問3つ
プログラミング言語について、よくある質問を3つ解説していきます。
解説する質問は、
- 社会人と大学生で学ぶ言語は変わりますか?
- Rubyが自分に合わない場合、どうすればいいの?
- Rubyなどのプログラミング言語は、どうやって学べばいいの?
の3つになります。1つずつ解説していきますね。
社会人と大学生で学ぶ言語は変わりますか?
結論、「変えずにRubyでOK」になります。なぜなら、Rubyだけでも十分プログラミングスキルとしては優秀だからです。
また、大学生で
大企業に就職したいんだけど…
という人は、RubyでもOKですが…少ないと言われれば少ないです。そういう人はJavaあたりを学んでもいいかもですね。
社会人はいきなり大企業ではなくて、小~中規模の会社でまずはスキルアップすることを目指しましょう。
個人的には、あまり気にせずRubyでもいいと思うけどな〜という印象です!
Rubyが自分に合わない場合、どうすればいいの?
学んでみたけど、Rubyが自分に合いそうにないです…どうすればいいですか?
という質問に対しては、主に2STEPのアプローチがあって、
- 学ぶ言語を変えてみる
- プログラミングを諦める(良い意味で前進だと思ってる)
という感じです。
STEP1では、JavaScriptという言語をやってみるのがおすすめです。仕事をする中で必要になる言語なので、学んで損はないからですね。
もし、JavaScriptがあってたらその道に進めばOKですが、JavaScriptも合わない時は素直にプログラミングを諦めてもいいと思います。
合わないと諦めるのも前進だよ!違う道で成果を出して欲しいな
なので、ひとまずプログラミング未経験の人はRubyという言語を頑張ってみましょう。
Rubyなどのプログラミング言語は、どうやって学べばいいの?
Rubyの学習は基本的には2STEPで
- Progateという学習サービスを使う
- プログラミングスクールで本格的に学ぶ
という感じで学ぶのがおすすめです。
つまり、以下のような順番で学びます。
- プログラミングが合うか確かめて
- 合うなら、本格的に学んでいく
なぜ、このような手間のかかる学び方をするかというと「最初からスクールに入ると後悔するかも」しれないからです。
プログラミング学習は楽ではないのと、長期間かかるため
スクールにお金をかけたのに、プログラミングが辛い…
という状況になるのを避けたいというわけですね。
もっと詳しいことはこのブログで解説するので、ぜひ他の記事も読んでいただけると嬉しいです。
まとめ:Webエンジニアにおすすめのプログラミング言語
この記事では、Webエンジニアにおすすめのプログラミング言語を解説しました。
結論は、
- メイン言語 → Ruby
- フレームワーク → Ruby on Rails
です。言語選びは難しいと思いますが、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
この記事を読んで、皆さんがWebエンジニアへの一歩を進んでくれることを願ってます。
それでは!