【完全版】Webエンジニアとは?年収や仕事内容を初心者向けに解説してみた
- エンジニアってどんなことをしているの?
- どんな働き方をしている人なの?
と思う人は多いです。
そこで、この記事では
- 年収
- 働き方
- 難易度
- 向いている人の特徴
- メリット・デメリット11選
などを徹底的に解説します。
結論、エンジニアは「高待遇でストレスなく働ける」いい仕事ですよー!
この記事を読めば、Webエンジニアについておよそ理解できるので、キャリアに迷っている人には参考になるでしょう。
Webエンジニアとは?
Webエンジニアという名前は聞いたことあるけど、何をする人なの?
という人向けに、まずは「Webエンジニアが何なのか?」を簡単に解説します。
結論は、Web業界で働くエンジニアのことをWebエンジニアというのですが、初心者の人には難しいですね。
なので、初心者の人でもわかるように解説をしていきます↓
簡単にいうと、「Google上で使えるサービス」を開発する人
「Google上で使えるサービス」を開発する人がWebエンジニアという理解でOKです。
例えば、
- SNS(X, Instagram)
- 転職サイト(リクルート)
- 学習サイト(スタディサプリ)
などはGoogle上でも使えますよね。こういったWebサービスを開発していきます。
簡単にいうけど、どうやって開発するの?
と思った人もいるかもしれません。Webエンジニアは、プログラミングという「コンピューターに指示を出す言語」を書いてサービスを開発していきます。
ひとまず、Webエンジニアの概念の説明はそのぐらいで、具体的な年収や働き方を解説しますね。
具体的なWebエンジニアの特徴5選
ここからは5つの項目でもっと詳しくWebエンジニアについて解説していきます。
具体的には
- 年収
- 働き方
- 難易度
- どんな人が向いてるのか?
- メリット・デメリット
の5つを解説してきます。
それでは、見ていきましょう!
年収
Webエンジニアって実際稼げるの?
と言う人向けに、まずはWebエンジニアの年収のリアルを解説してきます。
経験や働き方(雇用形態)によってバラバラ
Webエンジニアの年収は結論「経験や働き方(雇用形態)によってバラバラ」になります。
具体的な数字が知りたい
と言う人向けに、経験や働き方を表にしてみました↓
正社員 | フリーランス(独立) | |
未経験~2年目まで | 300~500万 | ×(フリーランスの仕事はない) |
2~4年目まで | 600万 | 700~800万 |
5年目~ | 700~800万 | 1000万~ |
個人差はあるのですが、だいたいこんな感じです。
なので、いい感じにキャリアを築いて
- 正社員→年収800万
- フリーランス→年収1000万
ぐらいの年収になります。
また、経験があっても技術力がないとフリーランスはおろか正社員でも稼げません。
ですので、「エンジニアになれば(勉強しなくても)給料が上がるんだ!」と思うのはやめておきましょう。
年収800万は正しくやれば達成できる
正社員でもフリーランスでも正しく行動すれば年収800万は誰でも達成可能です。
ITエンジニアは人手不足で、Webエンジニアももちろん人手不足だからですね。実際、転職の倍率は10倍以上なことも珍しくないです。
僕の周りでも
- 年収800万(正社員)
- 月収80万(フリーランス)
- 別格な人は月150万もらってたり…
しているのをみてきました。
かくいう僕もフリーランスエンジニアですが、上記と同様の額をもらっています。
しかも、
- 学歴
- 年齢
- 職歴
などはエンジニアになってしまえば関係ない実力主義の世界です。
なので、「年収が低い業界で辛い…」など思ってる人はWebエンジニアがおすすめですよ!
エンジニアと年収についてもっと詳しく知りたい人はこちら↓
働き方
Webエンジニアって普段どんな仕事をしているの?
という人向けに、「Webエンジニアの仕事内容と働き方」を解説します。
結論だけ言えば、パソコンを使ってWebサービスを作る仕事で、ネットがあれば場所を選びません。
プログラミングを使ってものづくりをする
Webエンジニアの仕事は基本的にWebサービスを作る「ものづくりの仕事」です。ものづくりのIT版だと思ってもらえるとわかりやすいですね。
そして、ものづくりに「プログラミング」というコンピューターに指示する言語を使います。
日常で主に行う仕事は
- コードを書く
- エラーを調べて解決する
- MTGでプロダクトについて話す
上記の3つぐらいです。もっというと8割ぐらい「エラーが起きて解決する」ですね。
なので、基本調べる時間が大半なため思ったより地味な作業を淡々とこなす仕事です。
自由で福利厚生が充実してることも多い
Webエンジニアはパソコンとネット環境があれば基本どこでも働けるので、フルリモートの会社が多いです。
他にも
- フレックスタイム制
- 育児手当(女性でも働きやすい)
- パソコン・備品支給
など、割とエンジニアは企業でも重宝される存在なことが多いですね。
なぜかというと、人手不足なのとエンジニアの質がサービスの成長率や売り上げに直結するからです。
フリーランスは福利厚生など基本ないですが、その分報酬や自由に働けるのが特徴ですね。
ただ、最近は出社する企業も増えているんだ
リモートが魅力的でWebエンジニアになりたい人も多いと思います。
ただ、最近は出社の企業が増えてきて、特にエンジニアになって2~3年ぐらいは出社だったりします。
技術力がついてきたらフルリモートでも働けるので、「最初からフルリモートで働くぞ!」というのは難しいかもしれません。
意外とコミュニケーション力も必要
Webエンジニアの働き方にもよりますが、意外にコミュニケーション力も必要です。
なぜなら、エンジニアになるところから仕事をしていく中で
- ディレクターやデザイナーさん
- クライアント
- 人事(採用面談)
などの人と関わりを持って仕事をしていくことになるからですね。
ただ、営業やコンサルのような外向けのコミュ力ではなくて、どちらかというと自分の中にあるものを正しく伝えるようなコミュ力です。
「エンジニアになれば、完全1人でやっていける!」と思っている人もいるかもですが、意外にコミュ力も必要ですよー!
エンジニアの働き方について詳しく知りた人はこちら↓
難易度
Webエンジニアになるのって、難しそう…
と思う人向けに、「Webエンジニアになるための難易度と学習時間」を解説します。
結論、「難しいです!笑」になるのですが、それゆえのメリットも含めて書いていきますね。
難しいし、楽ではない
前提として、Webエンジニアになるまでで大変なことは多いですし、楽に稼げる世界ではないです。
実際エンジニアは不足していると言いますが、「できるエンジニアは不足している」の間違いですね。
エンジニアの現実として
- エンジニアになるまでに1000時間以上かかる
- (少なくとも2~3年は)土日も勉強がいる
- 常にエラーとの戦い
などがあり、努力は必要になります。
こういった努力を継続できる人が少ないので、エンジニアは稼げるし人手不足と言われているのです。
学習時間は1000時間以上
Webエンジニアになるまでに1000時間以上の学習が必要になります。
よく、「3ヶ月で未経験からエンジニアになれた!(そして、なぜか)年収1000万」など広告でありますが、そんなわけありません笑
なぜ、それほど多くの時間が必要なのかというと
- 年々企業が求めるスキルが上がってきている
- 10以上のスキルを学ぶ必要がある
- パソコンに慣れるまで時間がかかる
などの理由があります。
これからWebエンジニアを目指したい人は腰を据えて学習していくことを理解していた方がいいですよー!
ただ、難しいゆえのメリットがある
うわぁ、Webエンジニアって僕には向いてなさそう…
と思った人もいるでしょう。実際、プログラミングの勉強を始めてもやめていく人が多いのも事実です。
だからこそ、学習して継続すれば
- 年収も上がる
- リモートで自由に働ける
- どの会社でも通用する(本当に安定する)
といった果実を受け取ることができます。
なので、個人的には前向きに捉えて欲しいなって思います。少しでも興味があるならぜひ始めてみて欲しいですね。
エンジニアの難易度について詳しく知りたい人はこちら↓
向いている人の特徴
どんな人がWebエンジニアに向いてるんだろう…?
と思った人もいるでしょう。
結論から言うと、
- 答えのある問題を解くのが好き
- 1人でもくもくと作業ができる
- 向上心が強い
の3つが挙げられます。以下で具体的に解説していきますね。
答えのある問題を解くのが好き
数学のような答えのある問題を解くのが好きな人はエンジニアに向いていると個人的に思います。
なぜなら、コンピューターは因果関係がはっきりしているのでエラーには必ず原因があるからです。
エンジニアは理系が有利!などの意見も聞きますが、その理由は「答えのある問題を解くのが好き」に通じるものがあると思います。
数学とか苦手だけど、僕でも大丈夫かな…?
大丈夫です笑。あくまで傾向の話ですし、ゴリゴリ文系の人でもすごいエンジニアを僕は何人も知っていますので。
1人でもくもくと作業ができる
1人でもくもくと作業ができる人もエンジニアに向いてます。なぜなら、エンジニアの仕事がもくもく作業だからです。
- 自学自習が得意
- コツコツ作業が好き
- 1人の世界に没頭できる
などの人はエンジニアに向いてると思います。
逆に、「1人部屋にこもってパソコンを1日中いじるなんてできない」と言う人は向いてなさそうです…
たまに、「ゲームが好きな人はエンジニアに向いてる(なる人が多い)」も、部屋でもくもく作業と通じるところがあるからだと思っています。
向上心が強い
最後に向上心が強い人もエンジニアに向いています。なぜなら、学習して自分を高めていく姿勢がエンジニアには必要だからです。
- 今よりもっと良くなっていきたい!
- このままなんて絶対に嫌だ…
- ついやりこんでしまう
など、要するに学習し続けれるような思いがある人は強いですね。
この向上心というか粘り強さのようなものはエンジニアにとって必要な大切な「スキル」だと考えています。
なので、向上心が強い人はエンジニアに向いてますよー!
今は向上心がなくてもプログラミングをやる中で湧いてくるから、別に気にしなくてもOKだよ
[コラム]現時点で向いてるか?やスキルは必要ない
自分には向いてなさそうだし、パソコンだって得意じゃないし…
という人も、個人的には「今の時点で向いてなくても全然大丈夫!」だと思っています。
逆に質問なのですが、最初から「自分にはこれしかない!ビビーン!!」とくるものとか皆さんありましたでしょうか?
今好きなことも大体は
- なんとなくで始めてみた
- 最初はしんどかったけど、後から好きになっていった
- 親の影響でやってみた
というものが多いでしょう。
プログラミングだってそんなものです。最初は最低限のお金で自分に合うか確かめればOKです。
なので、書いといてですが現時点で向いてるか?向いてないか?などはあまり気にしなくても大丈夫ですよ!
エンジニアに向いてる人の特徴をもっと知りたい人はこちら↓
メリット・デメリット11選
もっとWebエンジニアについて知りたい!
と思った人向けに、「Webエンジニアのメリット・デメリット」を解説してきます。
メリット8選
Webエンジニアになるメリットは多いですよ〜笑(実際エンジニアやってるのでバイアスがあるかもですが)
具体的なWebエンジニアのメリットは
- ITスキルが身に付く
- 年収が高い
- 自由に働ける
- 働くのが楽しい
- 家族との時間もとりやすい
- どの会社でも通用するスキルになる
- 論理的に考えれるようになる
- 学歴がなくてもチャレンジできる
などが挙げられます。
個人的には、「キャリアに悩むのなら、一度はエンジニアにチャレンジしてほしい」とすら思っています。
デメリット3選
もちろん、Webエンジニアにもデメリットがあります。具体的には、
- 長い勉強期間が必要
- 勉強し続けないといけない
- 費用がそこそこかかる
などがありますね。
費用についてなのですが、
- パソコン(持ってないor古い人)
- プログラミングスクール
- 書籍や学習サービス代
などがかかるので、多い人で70万ぐらいかかります。
70万!高すぎて払えないよ…
と思った人もいるでしょう。気持ちはわかるし、めちゃ高いですよね。ここで僕が伝えたいことは2点だけです。
- いきなり高額なスクールは辞めましょう
- 費用面は工夫しましょう
詳しい解説はしないですが、いきなり高額なスクールに入る前に、プログラミングが合うのかやすくで初めてみましょう。
費用面はリスキリング(受講料が70%OFFになる制度)や、無駄な教材などにお金を使わないなど工夫をするのをおすすめします。
本格的に学習するならメリットとデメリットどちらも理解してね
本格的に学習して自分の職業にする際には、正しくメリットとデメリットを理解しておくようにしましょう。
なぜなら、
- いい面だけを見る→辛い時にしんどい
- 悪い面だけを見る→チャンスがあっても踏み出せない
- 両方を見る→自分の選択に安心して継続できる
からです。
つまり、「いい面だけ・悪い面だけをみて物事を判断するのはバランスが悪いですよ。」ということです。
満足いく選択ができるようにこのブログ(それ以外でも)でエンジニアというものに知っていただけると嬉しいです。
エンジニアのメリット・デメリットについて詳しく知りたい人はこちら↓
Webエンジニアに関するQ&A
ざっとWebエンジニアについて解説したのですが、よくある質問に回答しました。
- 資格は必要なのでしょうか?
- AIでエンジニアの仕事はなくなるの?
- 35歳です。今から始めても遅いでしょうか?
上記の3つです。それでは、解説していきます。
資格は必要なのでしょうか?
結論、あくまでWebエンジニアになるのに資格は必要ありません!むしろ、僕はアンチ資格派です。笑
なぜかというと
- コードが書けるか書けないか?という実力主義の世界
- その時間を使ってコードを書いた方が得
- 要するに、優先順位が低い
と考えているからです。
なので、僕は面接で「資格をとったんです!(ドヤ)」みたいな感じで言われると、経験者なら赤、未経験なら黄色信号を出します。
もちろん、資格を取るという頑張りはいいのですが、それよりもコードを書いて「こういったものが作れます」と成果物にフォーカスしましょう。
AIでエンジニアの仕事はなくなるの?
結論、「AIでコーディングの仕事は少なくなるけど、エンジニアそのものがなくなるのは考えにくい」になります。
そもそも、人類史にフォーカスすると無くなった仕事なんていっぱいあるし、テクノロジーの進化というのはそういうものです。
その上で、AIとエンジニアについて考えた時
- コーディングする時間は少なくなる
- AIを補助ツールとして使うのが大切
- 新規機能を考えるなど、よりクリエイティブよりな仕事になる
ようになっていくかも…という感じです。
ただ、個人的には「そんなこと心配しなくていいから、安心してWebエンジニアは目指していい」と思っています。
実際なってみると「こんなん、AIで簡単に置き換えれへんわ…」って思うはずだよ!
35歳です。今から始めても遅いでしょうか?
遅くないです!30代のうちは大丈夫です。37ぐらいまでなら…40代に入ると未経験からは厳しいと思います。
もちろん、30代よりは20代の方が有利です。それは理解しましょう。ですが、ちゃんと努力している人なら割と全然大丈夫です。
しかも、35歳なら
- 前職の経験をアピールしやすい
- 20代よりはお金に余裕がある
- 社会人との繋がりも多い
など、メリットもあります。
普通に30代は遅くないので、若干面接でアピールの仕方などは変わってきますが、真面目にやっていればOKだと思います!
Webエンジニアのなり方はこのブログで解説してるよ
いかがでしたか?この記事では
- 年収
- 働き方
- 難易度
- 向いている人の特徴
- メリット・デメリット11選
などを解説しました。
結論、エンジニアは「難しいけど、それゆえのメリットも多い職業」なので
エンジニア、いいかも!
と思う人はぜひ一緒に行動していきましょう。
それでは!